名護屋城 (2022.6.18)
この日、後輩と福岡市営地下鉄の中洲川端から一直線に西唐津に向かいました。
地下を出たあとの車窓の風景が加速度的にのんびりしたものになっていくのを楽しんで眺めました。
西唐津に降り立ったのですが、駅前には何もなし。うまい具合にタクシーが泊まっていたので、それに飛び乗りいざ名護屋城跡へ。
名護屋大橋を渡り、左に道の駅をみて、駐車場に降り立ちました。坂を登り右側に行くと、受付の小屋があり、その先が名護屋城跡です。
大手口から東出丸ー三の丸ー本丸と登っていきました。
坂の途中にアケビと思われる木の実がたくさん落ちていました。アケビであれば食べられるのですが。だれも食べていませんでした。
標識がすべて陶器でできており、さすが焼き物の里有田・伊万里が近くにあるだけあるなあと思いました。
東出丸からの景色の説明。各大名の陣の位置が示されています。
本丸天守台からの眺めです。
このあと二の丸経由で、大手口にもどり、博物館を見学。
かつては、大都市に匹敵する賑わいをもった場所でしたが、いかんせん秀吉が無謀すぎたため、秀吉が死んだあと、各大名はとっとと撤収してしまったのだと思います。ぐずぐずしていると、大陸から目をつけられるかもしれないし。
そんなことを考えながら、バスで唐津へ向かったのでした。
ちなみに、1988.6.8 佐賀医大在学時代に、チュートリアルの仲間と「河太郎」にイカを食いに行ったあと、訪れている。しかし途中から大雨になり、「秀吉の霊がお怒りになっている」と言いつつ退散した思い出があります。
【データ】
城地種類 平山城
築城年代 天正20年(1592)
主要城主 豊臣氏